その4人のストライカーのうち、2021年はアデミウソンと渡邉を放出して挑むことになる。ただし、3人の実力者を補強した。最大の目玉は、J2松本から完全移籍で獲得したFWレアンドロ・ペレイラ。昨季プレーした広島では15得点を叩き出し、得点ランク3位に名を連ねた。嗅覚だけでなく、右足と左足で6点ずつ、ヘディングで3点とバランスの良さも特徴だ。

 昨季は鳥栖でプレーしたチアゴ・アウベスも新たに加入したストライカーで、昨シーズンは3ゴールしか奪えなかったが、そのプレーには期待させるものが多く、大阪の地で覚醒を狙うことになる。

 また、生え抜きのFW一美和成も、2018年以来となるガンバでのプレーとなる。19年にJ2京都で36試合17得点、20年は横浜FCで31試合4得点と経験を積んできた。今季はガンバで、近い将来の“新エース”を目指して切磋琢磨するはずだ。

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