そんな柏レイソルで予想されるスターティングメンバーは、昨季のメンバーが中心となりそう。中盤の攻撃的なポジションには瀬川祐輔、江坂任、クリスティアーノが入ることが予想され、守備的なポジションにはヒシャルジソン、大谷秀和、三原雅俊の3人で2つのポジションを争うことになりそう。

 昨季はオルンガが務めたセンターフォワードの現時点でのファーストチョイスは呉屋大翔だ。しかし、1月30日にブラジルの複数メディアが報じたところでは、柏がブラジル人FWの獲得を狙っており、合意寸前までこぎつけているという。その選手は、ボタフォゴに所属するFWペドロ・ラウールだ。

 ペドロ・ラウールは身長193㌢で、現在24歳のセンターフォワード。今シーズンのボタフォゴでは、25試合7得点1アシストを記録。本田圭佑の同僚としてプレーしていた。現地報道では、柏は2億円超えの移籍金を払って獲得を狙っているといい、チームに合流すればセンターフォワードとして大きな期待が寄せられるはずだ。

 とはいえ、仮にスムーズに合流できたとしても緊急事態宣言が延長された状態では、開幕戦に間に合わせることは難しく、その状態でオルンガと同等の活躍を期待することも酷。チームの戦い方を変えていく必要がある。

 Jリーグ史に残るストライカーを失った柏。その穴埋めをどのようにして図るのか、柏の新たなシーズンが始まる。

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