【2020年シーズンの成績】
17位 (勝ち点28) 6勝10分18敗 36得点61失点 得失点差-61
■チーム内得点ランキング■
1位=長沢駿(9得点)、2位=アレクサンドレ・ゲデス(5得点)、3位=西村拓真(3得点)、4位=蜂須賀孝治、松下佳貴、ジャーメイン良、山田寛人(2得点)
■チーム内最長時間出場者■
1位=椎橋慧也(2753分)、2位=ヤクブ・スウォビィク(2430分)、3位=平岡康裕(2360分)、4位=長沢駿(1937分)、5位=関口訓充(1880分)、6位=浜崎拓磨(1689分)、7位=柳貴博(1674分)、8位=石原崇兆(1463分)、9位=アレクサンドレ・ゲデス(1460分)、10位=蜂須賀孝治(1399分)、11位=シマオ・マテ(1282分)。12位=吉野恭平(1192分)、13位=西村拓真(1136分)、14位=金正也(1085分)、15位=山田寛人(984分)
2020シーズンのベガルタ仙台は、チームにとってもサポーターにとっても忸怩たる思いを抱えながら過ごす1年となってしまった。最下位争いを繰り広げたチーム成績に加え、なかなか改善の見えにくかったゲーム内容、そして所属選手の不祥事に債務超過問題と、明るい話題を探すのが非常に難しいシーズンだった。
そんな泥沼の状況から脱却し、なおかつ、4チーム降格という過酷なレギュレーションからJ1残留をつかみ取るのが、2021シーズンの仙台の最低のタスクだろう。2021シーズンからチームを率いる手倉森誠監督は、そんな状況にうってつけの指揮官といえる。
手倉森監督が仙台を率いるのは、2013年以来、実に8季ぶりのこと。第一次手倉森体制で仙台は、長きにわたったJ2時代を抜け出してJ1に昇格。そして、東日本大震災という未曽有の事態に際しても力強くチームをけん引し、2011年はJ1で4位、翌12年は2位という成績を残し、13年にはクラブ史上初めてとなるACL出場を果たしてみせた。