今オフはFW佐藤寿人、DF増嶋竜也、MF田坂祐介が引退し、工藤浩平が契約満了となった。また、CB鳥海晃司とMF為田大貴がJ1のセレッソ大阪へ、MF堀米勇輝がモンテディオ山形へ、FWクレーベがJ1の横浜FCへ移籍した。
ゲームキャプテンも務めた鳥海に代わるCBには、鈴木大輔が加わった。12年ロンドン五輪代表は16年から18年までスペイン2部のタラゴナでプレーし、19年からは浦和でプレーしていた。J1でも十分にプレーできる30歳には、ディフェンスリーダーとしての期待が寄せられる。
為田、堀米と同じ2列目には、山形から末吉塁、アビスパ福岡から福満隆貴を獲得した。末吉は2列目の両サイドでプレーでき、重心の低いドリブルからチャンスを作り出す。福満はセレッソ大阪からの期限付き移籍で19年に水戸、20年に福岡で長谷部茂利監督のもとでプレーし、サイドアタッカーとしての資質を高めた。
ブラジル人のクレーベに代わるFWとしては、山形から大槻周平を完全移籍で、北海道コンサドーレ札幌から岩崎悠人を期限付き移籍で獲得した。