「サッカー批評のtoto予想」(第1212回)の画像
画像:サッカー批評編集部
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 今回のtotoは、J1第33節の6試合と、J2第41節の7試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 史上最速のJ1優勝を決めた川崎フロンターレだが、その後はらしくない戦いぶりが続いている。清水エスパルスサガン鳥栖と、下位に沈むチーム相手に2戦連続で引き分けているのだ。今回、ホームに迎えるのは浦和レッズだ。実はこの対戦、ホームとアウェイともに、対戦成績はまったくの五分。川崎のホームでの対戦は、7勝5分7敗とドローも多い。しかも、ここ5年の川崎のホーム最終戦(リーグ戦)は、3勝2敗と黒星も少なくない。2度あることは3度ある!? 川崎の3戦連続のドローを選ぶのも手かもしれない。

 当たると気分の良いドロー1本狙いをしたいカードがもう1つある。横浜FCガンバ大阪の対戦だ。昨年までのリーグ戦での対戦は、J1でぶつかった2007年と、J2で対峙した2013年の計4度。何と、そのうち75%に相当する3試合が引き分けに終わっている。しかも今回試合が行なわれるニッパツ三ツ沢球技場では、2度の対戦いずれも引き分けとなっているのだ。しかも横浜FCは前節、上位を争う名古屋とスコアレスドローを演じ、2試合連続で引き分けている。川崎対浦和と同じく、「2度あることは3度ある作戦」で勝負する手もありだろう。

 投票状況を見てみると、予想が拮抗しているのがサンフレッチェ広島柏レイソルの対戦だ。勝ち点1差の8位と7位の激突となれば、意見が割れるのも当然だろう。だがこのカードの対戦記録を紐解いてみると、柏が25勝11分16敗と優位に立っている。しかも、ホームで11勝7分8敗なのに対して、アウェイでは14勝4分8敗と、敵地での対戦の方が戦績が良いのだ。ここは、柏の勝利に賭けてみてはどうだろうか。

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