今回のtotoは、J1第33節の6試合と、J2第41節の7試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
史上最速のJ1優勝を決めた川崎フロンターレだが、その後はらしくない戦いぶりが続いている。清水エスパルス、サガン鳥栖と、下位に沈むチーム相手に2戦連続で引き分けているのだ。今回、ホームに迎えるのは浦和レッズだ。実はこの対戦、ホームとアウェイともに、対戦成績はまったくの五分。川崎のホームでの対戦は、7勝5分7敗とドローも多い。しかも、ここ5年の川崎のホーム最終戦(リーグ戦)は、3勝2敗と黒星も少なくない。2度あることは3度ある!? 川崎の3戦連続のドローを選ぶのも手かもしれない。
当たると気分の良いドロー1本狙いをしたいカードがもう1つある。横浜FCとガンバ大阪の対戦だ。昨年までのリーグ戦での対戦は、J1でぶつかった2007年と、J2で対峙した2013年の計4度。何と、そのうち75%に相当する3試合が引き分けに終わっている。しかも今回試合が行なわれるニッパツ三ツ沢球技場では、2度の対戦いずれも引き分けとなっているのだ。しかも横浜FCは前節、上位を争う名古屋とスコアレスドローを演じ、2試合連続で引き分けている。川崎対浦和と同じく、「2度あることは3度ある作戦」で勝負する手もありだろう。
投票状況を見てみると、予想が拮抗しているのがサンフレッチェ広島と柏レイソルの対戦だ。勝ち点1差の8位と7位の激突となれば、意見が割れるのも当然だろう。だがこのカードの対戦記録を紐解いてみると、柏が25勝11分16敗と優位に立っている。しかも、ホームで11勝7分8敗なのに対して、アウェイでは14勝4分8敗と、敵地での対戦の方が戦績が良いのだ。ここは、柏の勝利に賭けてみてはどうだろうか。