浦和レッズ湘南ベルマーレの対戦で、投票率では浦和への支持率が優勢となっている。だが、ここでも気になるデータがある。今季の浦和は、ホームでの戦いで振るわないのだ。

 ここ5年を見てみると、1stステージを制した2015年には、ホームで1敗しかしていない。2016年には、ホーム3敗のみで年間最多勝点を獲得した。2017年はホーム5敗で7位、18年は同3敗で5位と、ホームでの勝敗が浦和の成績を大きく左右していることがうかがえる。風向きが変わったのは昨季。アウェイの5敗に対して、ホームで10敗を喫して、14位に沈んだ。

 今季はここまでアウェイでの5敗に対して7敗と、ホームでの黒星が先行している。好調時は背を押すファンの熱が、苦しいシーズンでは負の重圧へと変わるのか。最近の調子を見ても、湘南がつけいる隙はありそうだ。

 J2首位の徳島ヴォルティスは、勝てば文句なしでJ1昇格が決まる。水戸ホーリーホックに敗れて足踏みした前節だが、今季の徳島に連敗はない。ホームに迎えるジェフユナイテッド千葉との相性も悪くなく、優勝が決まるかもしれない注目の一戦は、徳島勝利の一択でいいだろう。

 対して、ホームチームの「不利」を予想するのはヴァンフォーレ甲府松本山雅FCの対戦だ。通算8度の対戦で、甲府の勝利は1度のみ。しかもJ2最多の16試合ドローと14度の引き分けを数える松本の対戦となれば、引き分け一択もありだろう。

 今回のtotoは、ネットの購入締め切りが12月12日の13時50分、くじ売り場での締め切りが12時、コンビニは11時30分となっている。

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