■前半より少ないパス数の後半はシュート数が増加
しかし、この日は不運が前半に3つも重なった。それでも、体力低下から後半は広島の守備にズレが生じる場面が出てきた。横浜FMの後半のパス数は379本で前半よりも少なく、一方でシュート数は前半の6本から後半は9本と、後半のほうがうまく攻めることができていた。ホーム開幕戦で3-3と追いつく展開だったが、決して今後を悲観するものではない。
「素晴らしいサッカーができましたし、自分たちが支配した内容でした」
アンジェ・ポテスコグルー監督は試合後にこう感想を述べたが、“不運”がなければ勝利していたはずだ。その不運には、レギュレーションの部分もあった。そう、VARだ。