■2度目の2点差で前半終了

 キャプテンマークを巻いたDFチアゴ・マルチンスがミスからペナルティエリア内でボールを奪われると、焦りからそのまま相手選手を倒してしまいPKの判定を取られてしまう。これを、昨季はトリコロールのユニフォームを着ていたFWジュニオール・サントスに決められる。

 早く追いつきたい横浜だったが、27分に追加点まで与えてしまう。広島に与えたフリーキックの流れから放たれたジュニオール・サントスのシュートをGKオビ・パウエル・オビンナがファンブル。そのこぼれたボールを、東俊希に押し込まれてしまったのだ。

 27分で2失点を背負う重苦しい空気の中、この日はボランチに入った岩田智輝からのロングボールを前田大然がうまく処理し、さらに相手ディフェンダーとの競り合いを制してゴールネットを揺らす。横浜はこれで1点差とするが、前半ロスタイムに再びPKを与えてしまい、今度は広島FWドウグラス・ヴィエイラに決められ、またしても2点差とされた状態で前半を終える。

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