そんな衝撃の情報が、ある書籍に書かれている。移籍市場の専門家であるジャーナリストのジャンルーカ・ディ・マルツィオ氏が書いた、『GrandHotel Calciomercato』(Cairo)だ。
同書は10月1日に発売されるや売れに売れ、Amazonで売上げ1位を記録している。それも当然で、これまで表に出なかった“未知の移籍”の話が赤裸々に書かれているからだ。数ある中でも“最大の未知の移籍”として話題になっているのが、メッシのチェルシー移籍だ。スペイン紙『アス』が報じている。
メッシといえば、今夏、バルセロナへの退団要求を行い、初めての移籍が現実味を帯びたことで注目を集めた。パリ・サンジェルマンやインテルなどがメッシ獲得に興味を示していると報じられたが、最も可能性が高いと思われたのがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへの移籍だ。シティはバルセロナでメッシの恩師だったペップ・グアルディオラが監督を務めており、さらに、高額なメッシの年俸を払う金銭的な“体力”があったからだ。