結局、試合は2-1でビジャレアルが勝利。武藤のラ・リーガ出場はお預けとなった。しかし、乾と久保がチャンスを相次いで作り、ゴールとアシストまであと少しのところまで迫ってみせた。

 乾としてはラ・リーガ6シーズン目の貫禄を久保と武藤に見せつけ、久保としては記録上はわずか6分の出場であっても、決定機を相次いで作った試合だった。

 久保が所属するビジャレアルは、次節、バルセロナと戦う。クーマン監督の“監督ライセンス問題”が新たに浮上するなどゴタゴタ続きの古巣だが、成長した証を見せて恩返しするはずだ。

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