■ 「飛び出しナイフ」没収で軍事訓練校へ、トランプ少年の過去

 昨年のFIFAクラブ・ワールドカップでは、優勝したチェルシーFCにトロフィーを渡す役割を演じたトランプ大統領だったが、今回はこれまでまったく影が薄かった。アメリカ開幕のパラグアイ戦(6月13日、ロサンゼルス)にも姿を見せず、その後はイランとの戦争の処理に忙しいのか、ワールドカップと関連した話題にもならなかった。

「トランプはサッカー嫌い」という人も多かった。しかし実は、彼は「高校生時代」にはサッカー選手だった時期があるのである。英国の『ガーディアン』紙は、5月21日付けの記事でニューヨーク州コンウォールにある「ニューヨーク・ミリタリー・アカデミー」を訪ねた記事を掲載している。

 ニューヨーク市のクイーンズ地区で生まれ育ったトランプ大統領は少年時代に手のつけられない不良で、地元の学校に通っていた時期に『ウェストサイドストーリー』に感化されて飛び出しナイフを大量に集めているのを父親に見つかり、「更正」のために寄宿制の軍事訓練学校であるニューヨーク・ミリタリー・アカデミー転校された。1963年、17歳のときである。彼はそこでサッカーと出合う。

つづく

(2)へ続く
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