■大統領の電話一本でルールが歪む!? 世界中からの大ブーイング

 ところが、アメリカの次戦、7月6日、シアトルでのラウンド16のベルギー戦の前日、FIFAは突然、自動的に課されるはずだった1試合出場停止を解除し、ベルギー戦への出場をOKにしたのである。そしてその裏にアメリカのトランプ大統領がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に何回も電話したという話が『ニューヨーク・タイムズ』によって伝えられ、世界的なブーイングが起こった。

「政治介入でFIFAがルールを曲げる」

 その印象は拭えない。そして大会に入ってもスタジアムにはまったく顔を見せず、むしろ目立たないように自重しているのではないかとさえ思われていたトランプ大統領が、突然、リオネル・メッシやキリアン・エンバペやハリー・ケインアーリング・ハーランドも忘れさせてしまうほどの「主役」に躍り出るのである。

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