今回のtotoはJ1百年構想リーグ第3節の10試合と、J2・J3百年構想リーグ第2節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等して扱う)。
■古巣との対戦に燃える男たち
各クラブとも2026年シーズンを前にして、多くの別れ、そして出会いを経て、現在のチームが生まれている。そしてシーズンが進めば、再会もある。
今節の清水エスパルスとヴィッセル神戸の対戦では、ある再会が実現する。そして、その顔合わせが、試合結果にも大きな影響を及ぼしそうなのだ。
まずは指揮官の存在だ。両チームとも今季から新監督を迎えており、清水は吉田孝行監督に率いられている。そう、昨季まで神戸を率いてJリーグ連覇へ導いた優勝監督だ。
神戸もサンフレッチェ広島で指揮を執っていたミヒャエル・スキッベ監督を迎えてはいるが、選手の顔ぶれはほとんど変わっていない。つまり、吉田監督にとっては長所も弱点も知り尽くしている選手たち。清水が勝利への道筋を描くにあたり、これほどのアドバンテージはないだろう。
しかも吉田監督は神戸時代、スキッベ監督率いる広島相手に5勝1分1敗。指揮官同士の顔合わせでも、清水に軍配が上がるのだ。
選手でも移籍して早々に、古巣との対戦に燃える男たちがいる。清水DF本多勇喜と、神戸MF乾貴士だ。
乾は昨年、古巣のセレッソ大阪との試合でゴールを決めた。かつてのファンの前で健在ぶりを示す気概があることを示しているが、今季J1でここまで出番はない。交代出場から活躍する可能性を秘めているが、新天地で2戦連続フル出場している本多の方が、試合に与える影響力は大きいはずだ。
清水と神戸は今季ともに京都サンガF.C.と対戦して、1-1でPK戦に突入している。つまり現地時点での力量は互角とみられる。
その拮抗した戦いで差をつけるのが、古巣と戦う男たちの熱量。toto公式サイト上では神戸の勝利とみる向きが過半数だが、その予想を清水がひっくり返すことだろう。









