■今大会で優勝したら「初優勝」の快挙!

 敗因は明らかだった。予選を兼ねる大会だったのでオリンピック出場を目指す強豪国は入念な準備を重ねて大会に臨んでおり、サウジアラビア、韓国、オーストラリアが順当に出場権を獲得した。それに対して、日本は開催国としてすでに出場が決まっていたのでモチベーションも準備も劣っていたのだ。

 日本代表がオリンピック・イヤー以外の大会で優勝できていない原因は、ご承知のように日本が次期オリンピック出場資格を持つ21歳以下の選手で構成されたチームを派遣しているからだ。

 これに対して、多くの国は年齢制限いっぱいのU23代表で参加していたり、U21代表に(23歳以下の)オーバーエイジを加えたりしている。つまり、日本の実質U21代表は年齢が2歳上のチームと戦うことになるのだ。

 今年の大会も、日本は昨年のU20ワールドカップ・チリ大会に出場した選手を中心にした、実質U21代表で参加している。

 もし、そんな状態の日本代表が2026年大会で優勝できたとしたら、それは「3度目の優勝」ではなく「U21代表による初優勝」というべき快挙となるだろう。

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