■「名よりも実」を体現

「選手のクオリティ」(あるいは「知名度」)という意味では、町田のほうが上だろう。

 今シーズン、町田からは相馬勇紀や望月ヘンリー海輝が日本代表に選ばれている。そのほか、昌子源中山雄太もかつては日本代表の主力として戦っていた選手だし、GKの谷晃生藤尾翔太はパリ・オリンピック代表チームのメンバーだ。さらに、町田には韓国代表の呉世勲(オ・セフン)や羅相浩(ナ・サンホ)がおり、オーストラリア代表のミッチェル・デュークがいる。

 それに対して、柏のメンバーで日本代表といえば細谷真大くらいのもの。GKの小島亨介は年齢別代表には招集されており、フル代表招集歴はあるが出場歴はない。キャプテンの古賀太陽も、E-1選手権での代表招集はあるが、海外組も交えたフル代表の経験はない。

 しかし、柏対町田戦のピッチ上の戦いを見ると、柏の選手たちが町田のプレッシャーを簡単にかわして前を向くことができていた。テクニック面でも、町田の選手を明らかに上回ったのである。

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