■これまでと「違うタイプ」と試合

――その他に、本大会までの宿題はありますか。

大住「後藤さんが話したように、これまで対戦したのとは違うタイプのチームと試合をすることだね。これまで1試合ごとに、こういう相手だからこう攻めて守るという経験を積み重ねてきている。そういう積み重ねでチームの幅が広がり、財産となって対応力ができる。ワールドカップ本大会で今まで対戦したことがないチームと当たっても、引き出しとして使えるようになると思う。あと、3月の試合で絶対にあってはいけないのは、今回の2試合のようなユルい時間が生まれること」

後藤「9月は北米の2チームと対戦した後、南米勢と3試合、アフリカと1試合やった。さらに来年3月にヨーロッパのなるべく強いところと2試合やれば、各大陸のチームを万遍なく経験できることになる。ほとんどの選手がヨーロッパにいるんだから、向こうで試合をすれば良い状態で戦えるよ。最後のテストにうってつけだ」

(7)へ続く
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