■ACL出場チームは「涼しい時期」に消化

 先日の天皇杯準々決勝が終わって、なんとACLEに出場するヴィッセル神戸サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアの3チームがそろって準決勝進出を決めた。まあ、天皇杯は一発勝負の大会で、残るは準決勝と決勝の2試合だけで、11月下旬の代表ウィークによるJ1リーグ中断期間を利用して行われるので、大きな負担にはならないかもしれない。だが、天皇杯決勝(11月22日土曜日)の翌週には、ACLの試合があり、日本から出場する4チームはすべてアウェイゲームとなっている。

 それに加えて、神戸と広島はJリーグYBCルヴァンカップでも準々決勝に勝ち残っており、9月上旬の準々決勝を勝ち抜くと、こちらの準決勝はホーム&アウェイ制なので10月8日と12日に2試合が組まれている。こちらも代表ウィークのリーグ戦中断期間中に行われるが、9月30日と10月1日にはACLEの試合があるので、神戸や広島が勝ち残れば、5連戦を強いられることになる。

 こうして日程上の不均衡は、やはりJ1リーグの優勝争いに大きな影響を与えることになるだろう。

 ACL出場チームについては、最近は日程的にもさまざまな配慮がなされるようになってはいる。前倒しで行われる試合もあるのは仕方のないことだ。

 だが、ACL出場チームは、Jリーグ開幕前から決まっているのだから、たとえば第30節の前倒し分は何も8月下旬の最も暑さの厳しい時期に行わなくてもよかったのではないか? まだ、春の気温が上がり切らない時期に行っておくことはできなかったのだろうか? ACL出場チームの日程は、ACLの詳しいスケジュールが確定した後で発表されるが、具体的な日程が決まる前でも(いずれは試合の消化が必要になるのだから)、あらかじめ涼しいうちに1試合でも2試合でも消化しておけば、いいのではないかと思う。

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