■佐々木旭や岡村大八も有力候補

 そのほか、佐々木旭(川崎フロンターレ)や岡村大八(FC町田ゼルビア)も有力候補だ。また惜しくも選べなかった中には植田直通(鹿島アントラーズ)、中谷進之介ガンバ大阪)、山川哲史(ヴィッセル神戸)、畠中槙之輔セレッソ大阪)、荒木隼人(サンフレッチェい広島)、昌子源(FC町田ゼルビア)といった実力者がおり、そうした中から選ばれても全く不思議ではないが、2026年の北中米W杯に向けた国内組のアピールという意味合いも考えて、E-1選手権の活躍次第ではそこの競争に割ってはいる可能性を優先した形だ。3バックに求められる機動力を基準に考えれば高木践(清水エスパルス)や鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)あたりも面白いが、森保監督が国際大会を考えて、サイズ面などをどう判断していくか。
(取材・文/河治良幸)
【その2「ウイングバック編」につづく】

(2)へ続く
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