■名古屋と鹿島は「ほぼ互角」?

 柏が勝点21になれば、2位浮上の可能性があるのは勝点18の8位ヴィッセル神戸までになる。だが今節、18ポイントで並ぶ6位川崎フロンターレ、7位清水エスパルス、8位神戸は試合がなく、柏を飛び越えての2位浮上の可能性は、勝点19で並ぶ3位から5位の3チームに絞られる。

 3位の鹿島アントラーズは、ホームに名古屋グランパスを迎える。現在17位に沈み、苦しんでいる相手だ。

 過去の対戦成績では53勝8分31敗と、鹿島が大きく勝ち越している。だが近年、流れがやや変わりつつあるのだ。

 最終順位で名古屋に上回られた2020年以降、対戦成績は鹿島の4勝3分3敗。ほぼ互角の戦いになっている。

 鬼木達監督の下で復調の気配も見せていた鹿島だが、前節に勝利を取り戻したものの、第8節からは3連敗も喫していた。リーグ戦ここ5試合では、鹿島が2勝3敗、名古屋が3勝2敗とあまり差がない。名古屋の帰ってきたストライカー、マテウス・カストロが前節に2得点など、選手やチームの調子の波を鑑みて、ドロー決着を予想。今節、鹿島の2位浮上はないだろう。

 後編では、現1位の京都と同2位の柏の間に別のチームが割り込み、激戦が今後も続くであろう見通しなどを中心に、分析しよう。

(2)へ続く
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