サッカーくじ「toto」予想( 第1531回)4月19・20日(2)勝ち点17で並ぶ「5チーム」、昨シーズン王者の「物差し」で分かった川崎VS東京Vの勝敗、そして満員のホームでの岡山「クラブ史上初」の画像
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 今回のtotoはJ1第11節の10試合と、J2第10節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

■多かった「勝ち切れない」試合

 前編では、1位のアビスパ福岡と2位の京都サンガF.C.の敗戦を予想した。代わって、今季初めて首位に立つチームが出ると予想する。

 現在は3位の川崎フロンターレから7位のFC町田ゼルビアまでポイント数は勝点17で並んでいる。おそらく、この中から勝点3を積み上げて首位に立つチームが出てくるだろう。

 まずは得失点差で3位につけている川崎の状態を考える。相手は現在16位の東京ヴェルディだが、簡単な試合にはならないだろう。

 東京Vはミッドウィークにルヴァンカップ2回戦を戦い、ブラウブリッツ秋田と延長戦まで戦ったが、メンバーを大きく入れ替えていた。一方、川崎はヴィッセル神戸とリーグ戦を戦い、1-2と苦杯を舐めた。この先も見据えて顔ぶれを変えるかもしれないが、リーグ戦ここ4試合勝ちなしと勢いに乗れない印象はぬぐえない。

 川崎は過去、東京Vに1敗しかしていないが、5勝6分1敗と勝ち切れない試合も多かった。昨季も第37節は5-4と打ち合いの末に競り勝ったが、第9節ではスコアレスドローに終わっていた。

 川崎がミッドウィークに1点差で敗れた神戸とは、東京Vも前節対戦し、1点差負けを喫した。昨季王者との戦いを物差しにしても、このカードは引き分けが妥当だろう。

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