谷口彰悟が語る相手の疲弊のさせ方

 3-4-2-1のシステムを採用すると思われる今回の森保ジャパン。GKで出場が予想されるのは、鈴木彩艶だ。今季からプレーするセリエAでさらに成長する若き守護神が、9月シリーズ同様にゴールを守るはず。中国、バーレーンでは仕事がほとんどなかったものの、今回は一瞬のスキも見せられないだけに、その能力を発揮する場となりそう。

 3バックは、板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹となるか。中国戦、バーレーン戦でそろって先発を務めた3人は、最初の2戦を完封。冨安健洋が外れている現時点では攻守において最も安定感のある組み合わせだけに、サウジアラビアという強敵にも先発となるはず。現地時間の8日の練習で3人とも軽快な動きを見せており、コンディション的にも問題なさそう。

 谷口彰悟はその8日の練習後に、サウジアラビアについて「ボールをどんどんうまく動かしていって相手を走らせることによって、相手を疲弊させる。そういったことは積極的にやっていきたい」と最終ラインでの戦い方について説明。そのうえで、今まで勝利から縁遠いこのカードのアウェイゲームに、「このチームでは歴史を塗り替える、このチームは違うぞっていうところをしっかり結果で見せたい」と意気込む。

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