【パリ五輪メンバーが挑むA代表召集で立ちはだかる壁とは(1)】GK小久保玲央ブライアンの“昇格”はあるか……競争が繰り広げられる森保ジャパンの守護神争いの画像
パリ五輪でのU-23サッカー日本代表・小久保玲央ブライアン、野澤大志ブランドン、佐々木雅士ら 写真:日本雑誌協会代表撮影/中地拓也
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 サッカー日本代表が挑む北中米ワールドカップ最終予選が間もなく始まる。そして、そのメンバー発表が8月29日に行われることとなった。注目は、今夏に行われたパリ五輪のメンバーから“昇格”はあるのか。2つの代表の現状を考察する。

 直近のA代表の活動は、6月に行われたワールドカップ2次予選の2試合で、アウェイでのミャンマー戦とエディオンピースウイング広島でのシリア戦だ。この2試合で召集したのは26人。内訳は、GKが3人、DFが8人、MF/FWで15人というものだった。

 GKの3人は前川黛也ヴィッセル神戸)、大迫敬介サンフレッチェ広島)、谷晃生(町田ゼルビア)という顔ぶれで、すべて国内組。パリ五輪に召集されたのは、バックアップメンバーも含めて小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)、野澤大志ブランドン(FC東京)、佐々木雅士柏レイソル)の3人だ。

 さらに、A代表としてアジアカップで守護神を務め、今季からセリエAに新天地を求めた鈴木彩艶(パルマ)も召集に期待がかかる一人だ。

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