サッカー日本代表が挑む北中米ワールドカップ最終予選が間もなく始まる。そして、そのメンバー発表が8月29日に行われることとなった。注目は、今夏に行われたパリ五輪のメンバーから“昇格”はあるのか。2つの代表の現状を考察する。
直近のA代表の活動は、6月に行われたワールドカップ2次予選の2試合で、アウェイでのミャンマー戦とエディオンピースウイング広島でのシリア戦だ。この2試合で召集したのは26人。内訳は、GKが3人、DFが8人、MF/FWで15人というものだった。
GKの3人は前川黛也(ヴィッセル神戸)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、谷晃生(町田ゼルビア)という顔ぶれで、すべて国内組。パリ五輪に召集されたのは、バックアップメンバーも含めて小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)、野澤大志ブランドン(FC東京)、佐々木雅士(柏レイソル)の3人だ。
さらに、A代表としてアジアカップで守護神を務め、今季からセリエAに新天地を求めた鈴木彩艶(パルマ)も召集に期待がかかる一人だ。