【対川崎、天皇杯“決勝前哨戦”から見る柏レイソル(1)】J1残留へ残り3戦。8月から上向いたチームで、前向きに変化させた「2人の男」…森保監督もポジティブな反応の画像
”前哨戦”とされた10月29日の川崎フロンターレ戦で、柏レイソルが先制した場面 撮影:中地拓也

 2023年J1もいよいよ佳境。J1優勝争いはヴィッセル神戸と横浜F・マリノスの上位2強に絞られた感がある。

 一方のJ1残留争いは横浜FCが勝ち点26で最下位に沈んでおり、17位・湘南ベルマーレが2ポイント差の28を確保している。16位・柏レイソルは横浜FCと4ポイント差の30。残り3試合という状況だけに、鹿島アントラーズサガン鳥栖名古屋グランパスのいずれか1チームから白星を得られれば、残留はほぼ確実と言っていいのではないか。

 2011年のJ1初制覇時の指揮官で、2019年から第2次政権を続けていたネルシーニョ監督を更迭したのが5月17日。5月13日の横浜FCとの下位直接対決に敗れたのが大きな要因だった。その時点では16位。今季は来季チーム増の特例で最下位1チームしかJ2降格がないため、ギリギリの土俵際まで追い込まれた印象は薄かった。

 ただ、井原正巳監督就任後もなかなか結果が出ず、6月10日の横浜FM戦敗戦後はシーズン初の最下位に転落。7月に入っても苦境が続き、危機感は強まる一方だった。

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