■「J1残留&天皇杯優勝」を果たせるか
この日の試合は、柏が前半40分に山田雄士のゴールで先制するも、後半25分に川崎の橘田健人に同点弾を決められる展開に。ベンチスタートとなった戸嶋は、1−1の後半35分から途中出場すると、積極的にボールに絡んでチャンスを作ったが、後半9分に退場者を出して1人少なくなった相手から勝ち越し点を奪うことはできず、1−1のドロー決着となった。
その結果、柏は勝点30の16位で、17位の湘南ベルマーレとは勝点2差、J2自動降格となる18位の横浜FCとは勝点4差となった。今後、リーグ戦残り2試合(サガン鳥栖、名古屋グランパス)でJ1残留を決め、12月9日の天皇杯決勝・川崎戦を迎えられるか。筑波大に一般入試で入学した“秀才MF”として知られている戸嶋が、息子からの花束をパワーに変えて「J1残留&天皇杯優勝」に導けるかに注目だ。