■GKには鈴木彩艶が抜擢か
GKは鈴木彩艶の抜擢がありそうだ。今回、欧州組や国内組の隔てがないフル代表に招集された期待のパリ世代GKにとって、Aマッチ出場2試合のチャンスが訪れそうだ。
カナダ戦に先発したのは、9月にドイツ戦でも出場した大迫敬介。現時点で守護神の座に最も近い存在と言えるが、今後連戦が続く公式戦の中で、何が起きるかは分からない。多くの選手に経験を積ませるうえで、そして、将来有望な若手の刺激を与えるうえでも、抜擢がありそうだ。
最終ラインは左から、中山雄太、冨安健洋、板倉滉、菅原由勢か。当初、カナダ戦では中山、チュニジア戦では伊藤洋の起用かと思われたが、先述したように伊藤洋は離脱。そのため、中山雄太の連続起用が濃厚と思われる。
また、CBでは冨安と板倉という現時点での日本代表のベストなコンビが組むことになりそう。というのも、冨安はカナダ戦で45分間のみの出場にとどまっており、これはチュニジア戦での起用も見据えてのものではないかと推測される。冨安が外れる場合は谷口彰悟となる。板倉と菅原はカナダ戦で出番がなく、先発起用に障害がない。