■遠藤はコンディションに「問題ないです」
そうなると、この2人以外で①~③が決まる。守田英正が①と②の両方をこなせるが、バランスを考えれば②か。というのも遠藤航は2戦連続起用も見込まれており、その際、①に入るはずだからだ。
ただし、今後の不測の事態を考えれば、守田を①で起用しておきたいところ。遠藤がベンチスタートとなる可能性と、遠藤を途中で下げて守田をアンカーとする2つが考えられるが、チュニジアという雪辱を期す相手となれば、スタート時点で遠藤と守田の併用となりそう。
なお、15日の練習後に遠藤はコンディションについて「特に問題ないです」と話し、チュニジアについて「すごく楽しみですし、やりがいのある相手とできる」とイメージを膨らませているだけに、連続出場にも注目したい。
③には南野拓実となるか。カナダ戦だけの起用との見方もあったが、負傷者が続出した中でチュニジア戦も出番があるか。
現時点で中盤の中央には遠藤、守田、南野を予想しているが、守田、伊藤敦樹、川辺駿の3人の可能性もありうる。この3人はカナダ戦で出番がなかった3人で、そのまま起用されるパターンだ。伊藤は14日の取材でカナダ戦について「個人としては難しい内容になってしまった。課題が残る試合」と振り返っていただけに、出場機会があれば奮起が求められる。