６月３日、川崎フロンターレは敵地に乗り込んでヴィッセル神戸と対戦する。直近のリーグ戦となった柏レイソル戦で先制ゴールを決め、チームに勢いと勝利をもたらした。
この試合で小林悠が３トップの中央で先発し、これまで中央のポジションで起用されてきたFW宮代大聖が左に入る形となった。小林は、「僕が真ん中で大聖が左というのは初めてだと思うんですけど、すごくやりやすかった」と振り返る。
「マルちゃん（＝マルシーニョ）のように個の突破で行ってくれるのとはまた違って、大聖は人とつながりながら、（もともとは宮代も）FWなんで、僕とつながりながらを意識しながらやってくれたんで。立ち位置とかも含めて、やりやすかった」
そう語る小林は、「本人も真ん中でやりたい気持ちはあると思うんですけど」と気遣いを見せながらも、「もっと良くなる感じしかしなかった」と手応えを掴んだようだ。
試合前、そして試合中には積極的にコミュニケーションも取っており、「どんどん入ってきてほしい」と要求していたという。宮代は中央もプレーでき、小林自身も「僕も柔軟にできるタイプ」とあって、入れ替わることで、変化をもたらそうともしていた。
