■2回戦の好カード
さて、天皇杯全日本選手権大会は6月7日(一部、14日、21日)に2回戦が開催され、2回戦からはJ1リーグとJ2リーグのチームが登場。1回戦を勝ち抜いた下のカテゴリーのクラブがJ1、J2勢に挑戦することになる。カップ戦の醍醐味であるジャイアントキリングが期待される。
というのは、2回戦からは水曜日開催で、リーグ戦との連戦の形で行われるので、ターンオーバーを使うチームが多くなるはずだからだ(もちろん、下位カテゴリーのチームにとっても、リーグ戦との兼ね合いでターンオーバーを使わざるをえないのだろうが)。
注目すべきはアマチュアの雄、Honda FCと鹿島アントラーズの試合。あるいは関東リーグから虎視眈々とJリーグ入りを狙っている栃木シティFC(関東1部2位)が不振にあえぐ王者、川崎フロンターレに挑む試合あたりか。
大学勢として勝ち残った関西大学はアジア・チャンピオンの浦和レッズに挑み、また山梨学院大学PEGASUSは柏レイソルと対戦する。そして、冒頭にご紹介した都並敏史監督のブリオベッカ浦安は横浜F・マリノスと対戦する。