■5戦1勝の磐田はFW杉本が電撃移籍
先週末のJ2第6節が未消化だったジュビロ磐田も、3月29日に栃木SCとのホームゲームを迎えた。磐田と清水エスパルスはルヴァンカップに出場しており、その関係で6節をこのタイミングで戦うことになった。
前日本代表コーチの横内昭展監督が指揮する磐田は、5節を終えて1勝2分2敗の15位に沈んでいた。5試合すべてが1点差ゲームで、試合内容が著しく悪いわけではない。勝ちパターンに持ち込めないのだ。
たとえば、4節の大宮アルディージャ戦は終始押し込みながら、後半アディショナルタイムに退場者を出し、その直後の失点で0対1の敗戦を喫した。続く5節の清水戦は、2度のリードを守り切れずに2対2で引き分けた。
5節の清水戦直後には、主力FWを失った。開幕から4節連続でスタメン出場していた元日本代表の杉本健勇が、J1の横浜F・マリノスへ期限付き移籍したのだ。4-2-3-1の1トップを任されていた彼の離脱は、チームの先行きに影を落としただろう。
J2の他チームにはない過密日程にも直面している。ルヴァンカップのグループステージに出場しているため、3月26日から4月22日までに9試合が組まれているのだ。