■戦力ダウンのチーム
大住「ガンバ大阪は監督が変わったね。徳島ヴォルティスでJリーグを経験したダニエル・ポヤトス監督が就任した。もともと良い選手がそろっているはずなんだけど、去年は苦しい状況が続いた」
後藤「苦しい状態のシーズンが続く間に、本当に戦力的にも強いのかなと疑問になる顔ぶれになってきている。J2に落ちることもないだろうけど、横浜FMと川崎に挑戦できるかと言ったら、できない」
大住「そうだね。パトリックもレアンドロ・ペレイラも抜けた。谷晃生が帰ってきたけどね」
後藤「東口順昭との競争はハイレベルだね。とはいえ、抜けていった人が多いかな、という印象だよ。宇佐美貴史が覚醒しないと」
大住「宇佐美がキャプテンになって、背番号7を継承したけど、どうなるかな」
――他に面白そうなチームはありますか。
大住「名古屋グランパスはどうだろう」
後藤「計算は立ちそうだよね。和泉竜司も米本拓司も帰ってきたでしょ」
大住「ユンカーが入ったじゃない。相馬勇紀と吉田豊が抜けたのは大きいけどね。吉田は左サイドバックだけど、かなりチームに影響力がある選手だったからね」
後藤「世が世なら、日本代表も夢じゃないくらいの選手だった。」
大住「タイミングさえ合えば、入っていただろうね。一回、日本代表に入れば、チームにいるのが当たり前という存在になっていたかもしれない。仙頭啓矢、レオ・シルバもいなくなって、名古屋はどうなるかなあ」