この冬、また一人、Jリーグから海外に挑戦した選手がいる。清水エスパルスの原輝綺だ。現在24歳のDFは、1月16日から6月30日までの期限付きで、スイス1部の名門であるグラスホッパーでプレーすることとなる。
このクラブには、すでに2人の日本人がいる。サンフレッチェ広島から移籍した川辺駿とセレッソ大阪から移籍した瀬古歩夢だ。川辺は21年7月から、瀬古は22年1月からこのクラブに所属。川辺はすでにプレミアリーグのウルヴァーハンプトンに籍を移したが、今はレンタルという形でこのクラブでプレーを続けている。
原にとって、その川辺はすでに頼れる先輩であるようだ。1月6日、原は自身のインスタグラムを更新し、川辺との2ショットを公開。笑顔で肩を近づけるようにしてサムアップした写真からは良好な関係であることが伝わってくる。この投稿に、「先輩と共にがんばってね」「川辺選手ヨロシクお願いします」とサポーターからエールが。
また、それ以上に注目を集めたのが胸に書かれた数字だ。2人ともチームのウェアを着用しているのだが、そこに書かれている数字は、川辺の場合、背番号と同じ「40」。そのことから、原の胸に書かれている「34」は新たなチームでの背番号を指している可能性がある。
そのため、
「34番‼︎新潟の時と同じ番号で嬉しい」
「アディダスで34」
「34番なんですね」
といった声も上がっていた。