ヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタが、2枚の写真をSNSにアップした。思い出を振り返る投稿に、世界中から称賛の声が集まっている。
子どもの頃から非凡な才能を見せていたイニエスタは、早くにバルセロナのアカデミーに入った。順調に力を伸ばし、2002年にはトップチームでデビューを飾った。18歳にして世界的名門であるバルセロナのトップチームの一員として、プロのピッチに立ったのだ。
プロデビューはUEFAチャンピオンズリーグで飾った。グループステージの第5節で、クラブ・ブルージュ相手にフル出場し、1-0での勝利に貢献した。
だが、やはりイニエスタにとっては自国リーグでの初陣が思い出深いのだろう。21日、自身のツイッター公式アカウントで2枚の写真を公開した。スペイン語と日本語で、「ラ・リーガ、バルセロナでデビューしてから20年」との一言を添えている。
カメラがとらえたイニエスタは、若手などではなく少年だ。もしかすると、顔はやや年齢より上に見えるかもしれないが、体の線もまだまだ細い。
それでも、ちょうど20年前の2002年12月21日のイニエスタは、マジョルカ相手に先発して59分間プレー。やはり、勝利に貢献している。このシーズンはリーグ戦6試合に出場し、翌シーズンは11試合、その次は37試合……と、めきめきと力をつけていった。