サッカー日本代表、カタールW杯に向けた「メンバー26人当落予想」! アメリカ戦とエクアドル戦で見えた、冨安健洋や長友佑都らの「招集確率」【GK・DF編】の画像
日本代表の冨安健洋 撮影:中地拓也
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 日本代表は9月に行われたキリンチャレンジカップ2022でアメリカ、エクアドルと対戦。カタール・ワールドカップ(W杯)へのメンバー発表前最後の試合を戦った。
 編集部では、この2試合に招集されていた選手限定で、W杯メンバー入りに向けた当落予想を行った。

■GKでメンバー入りするのは?

 GKの中でメンバー入りが確実視されるのは権田修一シュミット・ダニエルだ。正守護神の座を争う2人のカタールW杯行きの確率はともに90%と予想。これまでも正GKとしてゴールマウスを守ってきた権田はアメリカ戦で背中を負傷してハーフタイムに交代し、チームから離脱したものの、クロスへの対応などで安定したプレーを見せて勝利に貢献した。

 シュミット・ダニエルはその権田に代わってアメリカ戦の後半に出場し、エクアドル戦でフル出場。圧巻だったのはエクアドル戦のPKストップのシーンだ。試合の流れをつかみきれない状態で与えたPKを、完璧にコースを読んで止めてみせた。正確なフィードも持っており、ビルドアップや速攻では大きな武器になる。

 川島永嗣には今回出番がなかったが、本戦に行く確率は70%だと予想した。年齢の影響もあって代表での出場機会は減少し、現在は第3GKという位置づけになっているものの、経験豊富で精神的支柱としての役割を果たせる川島をカタールに連れていくプランは森保一監督の頭の中にあるはずだ。W杯に3度出場したベテランとして、その経験をチームに還元できるか。

 川島と同じく出番がなかった谷晃生の本戦行き確率は35%ほどだろう。正守護神争いをしている権田とシュミット・ダニエルが2人そろってW杯で負傷するとは考えにくい。となれば第3GKは先述したように川島が選ばれる可能性が高いといえる。一方で、まだ21歳と若い谷を本戦に招集して将来のために経験を積ませるという選択肢もある。東京五輪では森保監督の目前で安定感溢れるプレーを見せた谷は、果たして本戦行きをつかめるだろうか。

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