■最下位の琉球は2位・横浜FCと激突
21位の岩手は、36節から3連敗中だ。8月以降は1勝8敗と、苦しい戦いが続いている。
今節は山口とアウェイで対戦する。名塚善寛監督が指揮する山口は、34節の横浜FC戦から5試合負けなしと好調だ。前節は群馬を6対1で下している。岩手にとっては厳しい戦いが待ち受けていると言わざるを得ない。
22位の琉球も、勝利から遠ざかっている。最後に勝点3をつかんだのは8月13日の31節で、その後は4分3敗となっている。
勝利をつかめない原因は得点力不足だ。33節から6試合連続で無得点に終わっている。29節から3試合連続ゴールを記録した長身FWサダム・スレイも、前節はスタメン落ちで出場機会がなかった。
ホームのタピック県総ひやごんスタジアムに迎えるのは、2位の横浜FCだ。3位・ファジアーノ岡山の追走を受けながらも、37節はヴァンフォーレ甲府を1対0で、前節はV・ファーレン長崎を2対0で退け、J1返り咲きに近づいている。彼らにとっても負けられない一戦だ。FWの小川航基は現在21得点でJ2得点王を狙う。
J2残留のためには勝点3が必須となるホームゲームで、琉球は7試合ぶりの勝利をつかめるのか。J1昇格争いとJ2残留争いの影響を及ぼすバトルは、1日の18時30分キックオフだ。