■2位の横浜FCはホーム苦手の長崎と対戦

 2位の横浜FCは、新潟や3位のファジアーノ岡山より一日早い24日にV・ファーレン長崎と対戦する。

 この試合はMFハイネルが警告の累積で出場停止だ。また、FW伊藤翔が右ハムストリングス損傷で離脱している。

 四方田修平監督にとって頼もしいのは、FW小川航基のパフォーマンスだろう。前節のヴァンフォーレ甲府戦では、85分に入魂のヘディングシュートを叩き込み、1対0の勝利の立役者となった。

 小川が得点した試合は12勝4分と負けなしだ。現在21得点、得点王を視野に入れる背番号18は、長崎戦でも勝利を呼び込む一撃を狙っている。

 対する長崎は、ホームのトランス・コスモススタジアム長崎で負け越している。ここまで4勝8分6敗で、6月18日のザスパクサツ群馬戦を最後に勝利から遠ざかっているのだ。

 未消化分だった33節の栃木SC戦が21日に行なわれており、横浜FC戦には中2日で臨む。さらに、DF加藤聖がU-21日本代表の欧州遠征でチームを離れている。ファビオ・カリーレ監督にとっては、マネジメントが難しい一戦になりそうだ。

 岡山の追走を受けている横浜FCは、確実に勝点3をつかみたい。J1参入プレーオフ圏の6位・大分トリニータを勝点2差で追う長崎も、勝利がほしい一戦である。両チームの今シーズンを左右すると言ってもいいバトルは、24日の19時キックオフだ。

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