9月13日、明治安田生命J1リーグ8月度KONAMI月間MVPが発表され、川崎フロンターレの家長昭博が受賞した。
川崎フロンターレは8月に横浜F・マリノス、アビスパ福岡、鹿島アントラーズ、サガン鳥栖と4試合を戦い4連勝。逆転3連覇に向け、白星を重ね続けた。
家長はその全試合に先発出場し、出場時間はなんと359分。福岡戦で後半アディショナルタイムに交代した以外、暑さが厳しい8月の3試合でフル出場していた。
しかも驚くべきはピッチ上におけるスタッツで、2ゴール3アシストとゴールに直結するプレーを見せた。加えて、Jリーグが公表した「パス成功率」は89.5%、「敵陣での3秒以上キープ成功」回数は39回だという。今回このデータが公表された14選手の中では、どちらも1位の数字だ。
ちなみに、14選手の中で「パス成功率」が80%を超しているのは家長も含めて5人だけ。「敵陣での3秒以上キープ成功」は、2位の野津田岳人(サンフレッチェ広島)の17回に大差をつけた脅威の数字となっている。得点、アシスト、そしてそれ以外のプレーでと、夏のJリーグで家長がいかに無双したかが分かる。