神戸が敗退し、浦和が勝ち上がることになったACL準々決勝。結果からは、準決勝に進めるか否かは助っ人アタッカーのパフォーマンスに大きく左右されたように見える。
しかし、それは各選手個人の質の問題ではなく、その選手の能力を発揮させる戦い方だったのかどうか、という部分によるものだった。
大迫勇也とアンドレス・イニエスタがコンディション不良でベンチ外となった神戸は、連戦かつ夏の16時キックオフという消耗の激しさが考慮され、会心のパフォーマンスだったマリノス戦から思い切って7人を入れ替え。マリノス戦で大迫と共にキープレイヤーとなっていた飯野七聖も控えに回した。
そんなチームの最前線で起用されたのはステファン・ムゴシャ。今夏にKリーグの仁川ユナイテッドから完全移籍で獲得した選手だ。