■8月13日/明治安田生命J1リーグ第25節 ジュビロ磐田 0―6 浦和レッズ(エコパスタジアム)
浦和レッズは13日、エコパスタジアムでジュビロ磐田と対戦した。
試合序盤からアウェイの浦和がプレッシングによってゲームを支配する。5分、小泉佳穂が相手の横パスをインターセプトして相手陣地深くまで運ぶと、空いていた右サイドへパス。待っていたのはダヴィド・モーベルグだ。完全にフリーだったモーベルグはワントラップして左足を振り抜くと、ボールはゴール左へと吸い込まれてリードを奪うことに成功している。
その8分後には追加点が生まれる。今度は相手ペナルティエリア近くで松尾佑介がボールを奪取すると、そのままエリア右に侵入してクロス。ゴール前で小泉が合わせてネットを揺らした。
浦和はその後ビルドアップでも特に苦戦することなく、攻守の切り替えでも優位に立ち、4局面の回転速度で相手を上回り続けて試合を進めていく。40分にはモーベルグのクロスがポストに当たってゴールインとなり、さらにリードを広げた。
ただ、ライン間で受けた相手に対して寄せが遅れるという直近の名古屋グランパス戦でも見られた現象がこの試合でも起こっており、そこは改善すべき点だといえるかもしれない。