■「馴れ合いを求めるJリーグ」
他の４枚に掲げられたメッセージは以下。
「馴れ合いを求めるJリーグから生まれるものとは」
「同じ方向を向いた先にある熱狂なきスタジアムがJの理想の姿？」
「悉く世界基準に逆行するリーグからは熱狂も客も消えていく30年目」
「フットボールに情熱を戻す決断は誰の責務？PRIDEを奪われたサポーターを無視して忖度を続けた結果、失ったものは何？」
声出し応援が禁止されている今季のJリーグの試合において、浦和レッズのサポーターは声出し応援を実施。複数試合でそれが確認されたことでクラブは運営責任を問われ、７月２６日に罰金２０００万円の処分を科されることが正式に決まった。川崎戦は、その処分後、初の公式戦でリーグ戦だった。
ＳＮＳ上などで、他チームも声出し応援していることを上げて浦和だけが処分されるのは不公平ではない、とした浦和サポの意見が散見されることから、Ｊリーグの処分に不満を持っており、それがこうした横断幕に表れたようだ。
また、Ｊリーグの処分から、浦和だけが「同じ方向」を向いているのか、とも問われており、それに対しても抗議を表している。
