日本サッカー協会(JFA)は7月13日、E-1選手権に臨む26名の日本代表メンバーを発表した。編集部では、今大会に挑むサムライブルーの推奨スタメンを選定した。
■守護神、DFラインの人選は?
フォーメーションは4-3-3。アジア最終予選でも6月シリーズでもこの形を採用しているため、今大会だけシステム変更して臨むとは考えにくい。
GKは大迫敬介だ。東京五輪でスタメンを張っていた谷晃生は昨季に比べるとやや低調気味なパフォーマンスとなっており、鈴木彩艶は先日のU23アジアカップで活躍するも浦和レッズではサブの立ち位置であり、ここ1か月試合に出ていないため試合勘という点では怪しくなる。
一方、大迫は好調の広島を支える活躍を見せており、ここまでリーグ16試合に出場して15失点、クリーンシートは7回と上向きのプレーを見せている。
右SBは山根視来。遅攻でも速攻でも、トランジションの局面でも、ブロック守備を敷くときでも、その安定ぶりは群を抜く。6月シリーズでも全4試合に出場しており、その実力は折り紙つきだ。
左SBは小池龍太だ。従来のSBの役割に加えて中盤でのプレーもこなせることができ、それでいて運動量は毎試合落ちない。海外組も含めて現在の日本代表にはいないタイプのSBであるため、ぜひスタメンに推奨したい。
谷口は6月シリーズでも2試合に出場しており、代表では通算10試合でプレー。今季は1対1の対応で後手に回ることが何度かあったものの、安定感のあるパフォーマンスで川崎フロンターレを引っ張っている。山根との関係性を代表でも活かしつつ、キャプテンとして引っ張ってくれるだろう。
名古屋グランパスは今季途中から3バックを採用しているが、そのなかでも中谷の対人守備に助けられる場面が何度かあった。セットプレーから得点を狙える存在でもあるため、ぜひスタートで使いたい。