【J1分析】浦和レッズ「本来のスタイル」を取り戻しての「3−0」勝利!指揮官リカルド・ロドリゲス監督も「足りなかった部分を反映できた」と称賛【浦和レッズvs名古屋グランパス】(1)の画像
インサイドからドリブル突破を見せる大久保智明 浦和レッズvs名古屋グランパス(20220618)撮影/原壮史
浦和レッズvs名古屋グランパス 20220618

【明治安田J1リーグ 第17節 浦和レッズvs名古屋グランパス 2022年6月18日 19:04キックオフ】

「まだ修正点はあるが、これまで足りなかった部分を試合に反映できたと思う」

 試合後、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、中断期間に取り組んできたことがピッチで表現されたことに安堵していた。

 浦和が21分、23分と立て続けにコーナーキックからゴールを奪うと、名古屋は26分にフォワードの石田凌太郎阿部浩之に交代。石田は初先発だったが「スタジアムの雰囲気と先制されたことで自分らしさが出せなかった。ゲーム自体を落ち着かせたかった」(長谷川健太監督)という理由で緊急交代に。ゴール欠乏症に陥っていたチーム同士の対決において、この2点の持つ意味はそれほど大きかった。

躍動した大久保智明  浦和レッズvs名古屋グランパス(20220618)撮影/原壮史

 ロドリゲス監督はセットプレーについて「(これまでも)データとしては良い数字が出ていたが、得点できた。セカンドボールの質も高めることができたと思う」と、試合に反映できたものの1つに挙げた。ただし、石田を下げる決断をした長谷川監督のコメントが示すように、セットプレー以外の部分でも浦和が大きく上回っており、セットプレーで勝利をもぎ取った、というだけの試合ではなかった。

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