J1リーグ第17節 柏レイソルーヴィッセル神戸
6月18日(土)|19:00 三協フロンテア柏スタジアム
立場は違うが、柏レイソルとヴィッセル神戸、双方に1勝の重みがのしかかる。
J1の首位争いは、接戦となっている。首位の横浜F・マリノスから3位の川崎フロンターレまでが、勝点1差にひしめいている。
その集団を追うのが柏だ。2位鹿島アントラーズと3位川崎とは勝点3差。今節の結果次第では、一気に2位に浮上する可能性もある。
神戸も、今節終了後に2つ順位を上げる位置にある。すなわち、自動降格圏からの脱出だ。
両チームとも、調子を取り戻しつつある状況。ここでつかむ1勝が大きな意味を持つ、シーズン前半最終戦だ。
■柏レイソル
4位 勝ち点27 8勝3分5敗 22得点14失点 得失点差8
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
天○1-0 筑波大(H)
L○3-1 清水(H)
L○6-1 札幌(A)
L△0-0 FC東京(A)
ル●0-1 京都(H)
【通算対戦成績】
H 27試合・19勝1分 7敗
A 26試合・12勝5分 9敗
計 53試合・31勝6分16敗
【直近対戦成績】
2021年 8月 9日 J1第23節 ○2-1(A)
2021年 5月26日 J1第16節 ●1-2(H)
2020年10月10日 J1第21節 ○4-3(H)
2020年 8月19日 J1第11節 ○3-2(A)
2018年 7月28日 J1第18節 ●0-1(A)
【今節のみどころ】
U-21日本代表としてU-23アジアカップを戦っている細谷真大が不在だ。J1得点ランク4位につけるFWの不在が、痛手ではないはずがない。
ここで奮起を期待したいのが、森海渡だ。天皇杯2回戦では、昨年まで所属した筑波大学を相手に、リーグ戦ではまだ1試合だった先発を任された。同期たちとの再会を果たしながら、前半だけで退くという悔しさも味わった。
リーグ戦での4得点は、交代出場からの2得点を2試合で演じたもの。潜在能力が高いことは確かだ。
細谷など若い力が次々頭角を現すチームの流れに乗り、ため込んでいる思いと力を爆発させたい。