6月8日、日本代表がガーナ戦(ノエビア/10日)に向けた練習を千葉市内で行った。9日は神戸市内に移動して公式練習に臨むとあって、千葉市内での練習はこの日が最後。時に雨が降る中で、集中したトレーニングが行われた。
練習はいつも通りランニングで始まったのだが、その中にDF冨安健洋の姿もあった。ここまでは他の選手とは離れて別メニュー調整を行っていたが、この日は違った。さらに、移動を交えながらのパス交換や鳥かごにも参加。ここまでボールを使ったメニューはかなり少なかったが、7日の練習でスプリントを見せたように、復帰への道のりは順調なようだ。鳥かご以降は、別メニューでボールを触っていた。
ブラジル戦で出場時間の長かった選手は軽いメニューでこの日の練習を終えたが、それ以外のフィールドプレイヤー12人とGK4人はフォーメーション練習を実施。ビブス組が三笘薫、上田綺世、堂安律、伊藤洋輝、谷口彰悟、山根視来の6人で、ビブスなし組は前田大然、浅野拓磨、久保建英、鎌田大地、柴崎岳だった。フィールドプレイヤーのそれぞれ6人はホワイトボードに書かれた配置で攻撃の組み立てなどの練習を行った。その中で、ゴール横にいた反町康治技術委員長をシュートが強襲する場面もあったが、大事には至らなかった。