J1リーグ第11節 浦和レッズー横浜F・マリノス
5月18日(水)|19:30 埼玉スタジアム2002
【今節のみどころ】
今節は、4月にACLグループステージを戦った浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦する。今年のACLグループステージは、タイへの長期遠征を伴っての強行日程で行われ、さらに今節の試合は水曜日開催で行われるため、両者にとっては厳しいスケジュールが続く。
現在16位の浦和は、ACLでは複数得点を重ねていたが、直近の試合では無得点が続く。攻撃面での課題を早急に解決したい。
一方の横浜FMは、リーグ戦でも安定したプレーを見せる。素早い攻撃と高い決定力で今節も相手を翻弄できるか。
気になるのは、連戦による選手の疲労度やチーム全体のコンディション。特に、横浜FMは主力のDF畠中槙之輔が前節で負傷交代となった。浦和もACLでの連戦を経て、日本代表のDF酒井宏樹が怪我で離脱中。チームの戦力を保つためにも、両指揮官はどのような人選を行うか注目したい。そういった点では、中日開催となる今節は、これまでに出場機会の少なかった選手の起用もあり得るか。
■浦和レッズ
16位 勝ち点12 2勝6分4敗 11得点10失点 得失点差1
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】酒井
【直近5試合結果】
L△0-0 広島(H)
L△0-0 柏(A)
L△0-0 FC東京(A)
L△1-1 清水(H)
L△1-1 札幌(A)
【通算対戦成績】
H 37試合・13勝5分19敗
A 36試合・15勝3分18敗
計 73試合・28勝8分37敗
【直近対戦成績】
2021年11月20日 J1第36節 ○2-1(H)
2021年 3月14日 J1第 4節 ●0-3(A)
2020年11月14日 J1第27節 ●2-6(A)
2020年 7月 4日 J1第 2節 △0-0(H)
2019年 7月13日 J1第19節 ●1-3(A)
【今節のみどころ】
およそ1か月ぶりのホーム戦となった前節の広島戦では、ボールを保持して積極的に攻め上がり、前半の早い時間帯にネットを揺らしたが、VARの判定に泣いた。その後は相手に主導権を握られたが、なんとか凌ぎ切り、0-0の引き分けに終わった。
リーグ戦はこれで5試合連続のドローとなり、順位も16位と、勝ち点を積み上げられずにいる。さらに、そのうち直近の3試合は無得点が続き、いまだに得点力不足が目立つ。攻撃面での課題を早急に改善したい。
今節もホーム戦で、3位の横浜Fマリノスを迎え撃つ。相手は高い位置でのプレーや素早い攻撃を得意とするため、遅れを取らずに対応できるかが鍵を握る。また、直近の試合では、序盤の内容は良くても終盤にかけて失速する傾向が強い。前半と後半で様変わりしないよう、安定したプレーを心がけたい。