■鎌田と三笘の起用
ダブルボランチは遠藤航と守田英正だ。田中碧もいるため、ここの組み合わせは多彩だ。相手によってコンビを変えても良いだろう。右WBには伊東、左WBには所属するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでもこのポジションでプレーしている三笘薫だ。オーストラリア代表戦で大活躍となり、日本にW杯出場権をもたらしたサイドアタッカーは日本の武器となるだろう。
そして、シャドーには鎌田大地と南野拓実だ。鎌田はしばらく代表から離れているが、バルセロナを撃破するなどフランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝進出に貢献。この6月シリーズでの代表復帰も予想される。EL優勝を手にし、代表復帰を果たして欲しいところだ。鎌田はクラブでもこのポジションでプレーしており、順応はできるはずだ。南野とのコンビネーションも問題ないだろう。
そしてワントップには大迫勇也。現時点ではこの男の代えがいない。このフォーメーションを採用するのであれば、ボールキープができクロスに合わせられるFWが必要。大迫しか考えられない。J1リーグで調子を上げて、W杯にはトップコンディションで臨んでほしいところだ。