■蒔いた種は芽を出し、早くも収穫の時期に入った
マリノスはACLに臨む前から積極的なターンオーバーで多くの選手たちにプレー機会を与え、ACLでもメンバーを変えながら計24人を起用しグループリーグを突破。蒔いた種は芽を出し、早くも収穫の時期に入った。1カ月ぶりのリーグ戦で勝利し、勝ち点21で3位に浮上。首位の鹿島は1試合消化が多い勝ち点25であり射程圏内だ。これから夏場に突入し消耗が激しくなっていくが、そこでもこの強みは存分に活きるだろう。
誰がプレーしても関係なく、人数も関係ない。しかもサポーターもそこをよく見ている。
『全員で掴んだ勝利』という言葉通りの、マリノスのクラブとしての強さを感じさせられた試合だった。
■試合結果
横浜F・マリノス 2―1 名古屋グランパス
■得点
24分 中谷進之介(名古屋)
35分 エウベル(マリノス)
86分 アンデルソン・ロペス(マリノス)