■蒔いた種は芽を出し、早くも収穫の時期に入った

 マリノスはACLに臨む前から積極的なターンオーバーで多くの選手たちにプレー機会を与え、ACLでもメンバーを変えながら計24人を起用しグループリーグを突破。蒔いた種は芽を出し、早くも収穫の時期に入った。1カ月ぶりのリーグ戦で勝利し、勝ち点21で3位に浮上。首位の鹿島は1試合消化が多い勝ち点25であり射程圏内だ。これから夏場に突入し消耗が激しくなっていくが、そこでもこの強みは存分に活きるだろう。

藤田譲瑠チマはサポーターが選ぶMOMに 横浜F・マリノスvs名古屋グランパス20220507)撮影/原壮史

 誰がプレーしても関係なく、人数も関係ない。しかもサポーターもそこをよく見ている。

『全員で掴んだ勝利』という言葉通りの、マリノスのクラブとしての強さを感じさせられた試合だった。 

 

■試合結果

横浜F・マリノス 2―1 名古屋グランパス

 

■得点

24分 中谷進之介(名古屋)

35分 エウベル(マリノス)

86分 アンデルソン・ロペス(マリノス)

PHOTO GALLERY 横浜F・マリノスvs名古屋グランパス 20220507
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