■首位・鹿島敗戦のタイミングを生かせず
森は広島でゴラッソ2発を決めており、細谷は今季3得点。両者ともに結果を残しつつある中での2トップ起用だ。森は79分間プレーし、細谷はフル出場。この試合で得点を決めることはできなかったが、浦和守備陣を何度も焦らせ、そして、スムーズなビルドアップを阻み、十分に評価できる出来だった。
ネルシーニョ監督は「選手たちは終始、それぞれの役割のもとでハードワークしてくれました。次につながる引き分け、勝点1だった」と評価したが、同節に敗れた首位・鹿島アントラーズとの差を1しか縮めることができなかった。
2011年以来のリーグ制覇に向け、若きストライカーの成長が欠かせない。