■ドイツで期待の若きCB

 ドイツ1部のシュトゥットガルトでプレーする伊藤洋輝も期待の若手選手の一人だ。ジュビロ磐田の下部組織出身である伊藤は、2017年5月にトップチームに昇格。2019年には名古屋グランパスへレンタル移籍。シーズン終了後に磐田へ復帰。2021年6月にシュトゥットガルトへレンタル移籍となった。

 移籍当初は控え扱いだったが、徐々に出場機会を与えられ主力に定着。センターバックや左サイドバック、さらには左サイドハーフなどでプレー。残り2試合で昇降格プレーオフ圏内の16位に位置しているシュトゥットガルトは残留争いの真っ只中。1部残留を決めて、さらに代表にも招集されてほしい。

 188cmと大型の伊藤はフィジカルが武器。もともとボランチとしてプレーしていたこともあり、展開力も魅力的。複数ポジションをこなすことができれば、短期決戦でも重宝されるだろう。CBには冨安健洋吉田麻也に加えて板倉滉などライバルは多い。将来の日本代表を背負うであろう逸材CBを森保監督は招集することになるのだろうか。

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