J1で3つ目のドローは、名古屋グランパスと京都サンガF.C.の対戦だ。
通算では名古屋の16勝6分8敗だが、気になるデータがある。名古屋が得意としているのはアウェイでの対戦で、13勝3敗。翻ってホームになると、3勝6分5敗と一気にドローが増えるのだ。
前節、終盤の連続失点で逆転負けを喫した名古屋と、連敗中の京都。調子の出ない同士、勝点を分け合うことだろう。
J1その他は順位が上のチームが順当勝ちしそうだが、「逆転」が起きそうなのはアビスパ福岡とFC東京の対戦だ。
近年の環境を考えれば、FC東京の方が優位に見えるが、実は7勝4分4敗と福岡が勝ち越しており、昨年も福岡から見て1勝1分だった。この相性は見逃せず、前節に新生・国立競技場での初開催となったリーグ戦で勝利を挙げたFC東京が足をすくわれ、福岡が勝利すると予想する。
J2でも、逆転現象の起きそうな予感がするカードが複数ある。
連勝で4位のファジアーノ岡山がホームに迎えるのは、17位の水戸ホーリーホック。順位には大きな差があるが通算6勝7分14敗、ホームでも4勝2分7敗と苦手な相手だ。勝ち点差もわずか「6」であり、これが3ポイント差に縮まると予想する。
17位の大宮アルディージャも、8位の大分トリニータに下克上をかましそうだ。直近4度の対戦では、すべて大宮が勝利。今季序盤は不振に苦しんでいたが、ついに連勝を果たした。大宮の勢いが、大分を上回るとみる。
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