消化試合数にばらつきはあるものの、J1で未勝利のチームが4つある。これら4チームの明暗が、今節に分かれることになりそうな予感だ。
未勝利ながら無敗で11位につける北海道コンサドーレ札幌は、浦和レッズをホームで迎え撃つ。勝てないものの5つのドローで耐えてきた札幌が、ホームで初白星をつかむとみる。
まず、浦和は相性の悪い相手ではない点を指摘したい。クラブの規模には大きな差がありながら、通算戦績は札幌の9勝5分10敗と、ほぼ互角。2018年にペトロヴィッチ体制になってからは、「古巣」対戦となる指揮官の下、リーグ戦で3勝3分2敗と勝ち越している。
浦和の調子も、札幌を推す一因だ。90分間を通じても、試合ごとに見ても、波が大きすぎる。3月に入ってからは、勝っては負けて、を繰り返している。そんな浦和の前節は、ジュビロ磐田相手に4-1の大勝。よって、今回は結果がひっくり返り、札幌が勝利するだろう。